察しろと動物みたいとオレ

ここ最近で、改めて思ったことは人間関係ってすごく難しい。

他人が何を考えているのか、相手が自分に対してどう感じているかわからないからだ。

しかもそれを知るためには、相手の言葉が必要になる。自分1人じゃどうしようもないよね。

だからこそ人の気持ちを推測することになるけど、的外れなことの方が多くて、ああだこうだで悩むことになる。

 

しかも私たち日本人って、面と向かって自分の言いたいことを言える人種じゃないよね。

何か不満や気に入らないことがあると、「察しろ」みたいな感じで、自分の気持ちを言葉にしない癖に態度で怒ってるとか不満を持ってるとかの表現をしてくる人が多い。

まぁ関係性とか程度にもよるんだけど、ちゃんと自分の中にある感情を伝えてくれる人は少ないかな。

 

こういう人に出会うと、「こいつ幼稚やな」とか「動物みたい」とか思ってしまう。

例えば、子どもは自分の思い通りにならないと駄々をこねるし、動物は言葉を話せないから、体で表現するしかなくて。

とにかくなんか別の生き物に見える。

 

不満を「察して」っていう態度って、相手に対して誠実じゃないよね。

人間関係でトラブルが起こった時は、少し時間を置いて冷静になったタイミングで腹割って話し合えると、大体和解できると思う。

自分の気持ちを誠実に伝えてくれれば、こっちも誠実に向き合おうとするし、場合によってはちゃんと謝ったり、事情を理解したりするし。

 

でもそこで本心を伝えてくれず、負の感情を態度で示したり、最悪な場合だと無視したり、仲間はずれにしたり、怒鳴るとか、そういう誠実じゃない態度を取られると、こっちは誠実な態度で返せないし、当然問題は解決しない。だから余計に人間関係はこじれていく。

そういう態度をとることで他者を自分の思い通りにコントロールしようとしているんだろうけど。

 

僕は態度でしか表現できない人に対して向き合おうとするのは「無駄」だと思っていて、そういう人とは関わりたくない。めんどくさいし疲れるから。

だから、その人の感情の世話をすることはない。

というか、そもそもこっちの考えることではないんよね。

そういう幼稚なコミュニケーションしか取れない人の機嫌を取る必要なんかないし、相手がこちら側に対してどう思うかは向こうの問題だから。

それに他人の気持ちを推し測るのって、すごく消耗するしね。

本当に伝えたいことがあれば伝えてくるだろうし、伝えてこないってことは放置でOK。

 

もちろん、人間が社会の中で生きていく以上は、ある程度他人のことは気にしないとダメ。そうしないと自己中人間になちゃうし。

からしっかりと線引きはしようね。

 

ごちゃごちゃになったけど、人間関係は自分の思っていることを「素直」に話すことが大切という話。

ただ、感情をそのままぶつけることは違うよ。伝え方、言い方すごく重要。

 

特定のだれかのことではなく、自分への戒めとして。